貴重資料 展示・特集
書の世界
江戸時代、子どもたちの教育は寺子屋で盛んに行われ、読み書きを習いました。この時手習いのお手本とした教科書は「往来物」と呼ばれ、数多く出版されました。明治5年(1872)8月に学制が発布されると、すべての国民が小学校に就学することが定められ近代の学校教育が始まりました。
2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」の題字は越前市出身の石川九楊氏が揮毫し、「書道」のユネスコ無形文化遺産への提案が決定されるなど、いま「書」が大変注目されています。今回、図書館所蔵の貴重資料から江戸時代に使われた教科書や明治・大正時代の書道の教科書を紹介いたします。また、生涯学習・芸術文化課が所蔵する、越前市の書家・杉本長雲氏と土田帆山氏の書を月替わりで展示いたします。
書道関連の図書も紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
展示情報
- 展示期間
- 2024年11月8日(金)~2024年12月28日(土)
- 展示場所
- 越前市中央図書館 貴重資料展示コーナー
- 展示資料リスト
- 展示資料リスト(PDF)