おはなしあのね通信

平成22年度10月号

学習会報告(2010年10月13日 水)参加者6名

(1)報告事項
上半期のおはなしあのねの会
活動報告
(2)県生涯学習課主催
講演会のお知らせ

学習会

 今回から、『絵本はともだち』(中村柾子著 福音館書店)をテキストとして、ブック・リスト百冊の絵本を読んでいきます。
 この本の第1章は、1歳児クラスの子どもたちへの読み聞かせの記録ということで、最初に、特に小さな子が集まった日の読み聞かせを実践した会員から、その時のプログラムを実践してもらいました。
 読み聞かせした絵本は『あきですよ』『おならうた』、手遊びはやきいもじゃんけんと、季節にぴったりのプログラムでした。あのねの実践には小さい子ばかりという時もあるので、小さい子向けの本も用意しておく必要を感じます。

第1章 1.まんまの本『いちご』『くだもの』(※『えほんはともだち』 P9からP20)

 1.いちご(平山和子/文・絵 福音館書店)
  本物そっくりのいちごがとてもおいしそうに描かれている絵本。本当に食べたくなる絵です。つまんで子どもたちの口にいれてあげるというような、やりとりを楽しめる絵本です。

 2.くだもの(平山和子/文・絵 福音館書店)
  これも同じく、平山さんの美しい果物の絵がたくさん。すいかにもも、ぶどう、りんご、みかんなどなど、子どもたちにとって身近な果物ばかり。「さあ、どうぞ」の文章を読むときに、絵本を前に出して読み聞かせをしていたという経験談もでました。これも子どもたちとのやりとりを楽しみながら読みたい絵本です。

おとなのためのおはなしあのね打ち合わせ

 10月30日(土)のおとなのためのおはなしあのねのテーマは『なまえ』ということで、なまえに関わる作品をいろいろと持ち寄って選びました。

  1. 『名前をつけるおばあさん』
    シンシア ライラント‖文 キャスリン ブラウン‖絵 まついたかえ‖訳 新樹社
  2. 『だいくとおにろく』
    松居/直‖再語 赤羽/末吉‖画 福音館書店
  3. 『ユとムとヒ』
    斎藤 隆介‖作 滝平 二郎‖絵岩崎書店
  4. 『しっぺいたろう』
    香山/美子‖文 太田/大八‖画 教育画劇
  5. 『ルリユールおじさん』
    いせ ひでこ‖作 理論社

 それぞれに、持ち寄った会員の思いいれを感じ、読み聞かせにも強くそれがでていました。やはり読み手が好きな絵本は、それが聞き手によく伝わります。

10月の実践報告

■10月9日(土) 子供20名/大人10名

  1. 「わゴムはどのくらいのびるかしら」
  2. 「どんなにきみがすきだかあててごらん」
  3. 「あきですよ」
    手遊び やきいもじゃんけん
  4. 「おならうた」
  5. 「わんわんわんわん」
  6. 「いいおかお」
    手遊び ポケットの中にはビスケットがひとつ

■10月23日(土) 子供15名/大人7名

  1. 「てじな」
  2. 「ふくろうのそめものや」
  3. 大型絵本「どうぶついろいろかくれんぼ」
    手遊び なかなかホイ お寺のおしょうさん
  4. 「やさいのおなか」
  5. 「ぐりとぐらとすみれちゃん」

■10月30日(土)おとなのためのおはなしあのね 子供3名/大人17名
テーマ:なまえ

  1. だいくとおにろく 読み聞かせ
  2. ごろはちだいみょうじん 読み聞かせ
  3. アナンシと五 ストーリーテリング
  4. 手遊び
  5. ルリユールおじさん 読み聞かせ
  6. じゅげむ 読み聞かせ

次回予告
日時:11月10日(水)